Body & Soul
ヨガ、素潜り、フリーダイビング、スィム、ボディワーク、そしてちょっぴりアートな毎日。
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「桜の樹の下には」
08sakura

桜の花は、すこし引いたところから観るのが良いように思う。
理想をいうならば、山肌にうすくピンク色の刷毛をひいたように咲く桜の木々を、麓を走る列車から眺めるような。

間近から観る満開の桜の花は、それはもう、生命力?生殖力??に溢れてて、直視することができない。その無節操でナマな感じがすこし怖い。何を栄養分にしてるんだろうって思わせるほど。
ぼてっとしてて、重たげで。
特に芯の部分、魚やカエル、カマキリの卵を髣髴とさせる。

あ、今日歩きながら、珊瑚礁にも似てると思った。そばから見るとぶつぶつしてて、うっかり触るとかぶれちゃうこともある珊瑚も引いて見るほうがはるかに美しい。あるいは死んで白化したものとか。
生命力に溢れてるのは本来、気持ち悪いもの(あ、ほんとゴメンなさい)なのだ。

ここ2~3日、都内はどこもかしこも桜や花が満開で、
さらになぜか私のテリトリー(=自宅、職場、ヨガ道場)周辺には、桜の名所がもれなく付いているので、その濃厚な気配から逃れようが無い。

なるべく、眼の焦点を合わせず、遠くのにじんだ色の表面を、さらっとなでるように観ようと思った、今日、春爛漫の一日。
#あ、この「爛」と言う字も怖いですね~。「爛熟」、「糜爛」の「爛」ですし。

08yukiyanagi


今日の一冊

「桜の樹の下には」 梶井基次郎 【文芸】

青空文庫から無料でDLして読めます。
旧仮名づかいがとても良いです。
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春限定フレーバー
20080324181212
ハーゲンダッツの季節限定フレーバーアイスクリーム「ホワイトピーチ」、「カシスオレンジ」。
もう食べました?

わたくし両方戴きました~♪
カシスオレンジ、さいこーにおいしいかったです。フレッシュ!
ホワイトピーチは、春のはかない味。

それでも伝説の、今は無きフレーバー「アップルパイ」にはかないませんが。。
 
「アポーパイ」・・・。
焼き林檎とパイ皮の食感、シナモンの効いた大人の味・・・。うっとり。
また食べたいなぁ。
復刻しないかなぁ。

生まれ変わったらハーゲンダッツに就職したいなぁ。。
会社近所だから歩いて通えるしなぁ。

写真は、「カシスオレンジ@食べかけ状態」
柳宗理のスプーンで。

#柳のスプーンはいつものアイスを特別なアイスにする。
カトラリーは、味覚に奥ゆきをあたえてくれる重要な要素だと思う。
手にした時の重み、重心、柄とスプーン面との角度、金属の厚み、幅、反り具合・・・
そして、唇に感じる冷たさと。
グレープフルーツ用スプーンもおすすめです。


今日の一冊

「無銭優雅」 山田詠美 【文芸】

山田詠美の特に初期の作品は、それはもう「現代版谷崎か!?」っつーほど流麗な文章で、
読む者にある種の恍惚感さえ与えるほどなのですが、一時は少し重く感じて、離れた時期もありました。
#あ、でも「風葬の教室」はすごく好きだった。
美しい文章を読むのは、とてもすてきな行為だと思う。言葉のリズムがあたえる快楽って確実にある。

そして去年出たこの本。
新境地です。軽くしゃれた感じになってました。
重いだけの人じゃなかったんです。時代の空気感をちゃんとその立場(=大御所)でもちゃんと表せるのはやっぱりすごい。
この本を読むと、「カレー南蛮」が食べたくなる。要注意。

無銭優雅無銭優雅
(2007/01/31)
山田 詠美

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It's automatic!
08tatsumi

今朝は久しぶりの辰巳ダイビングプールでの練習会のため、6時半起き。
仕事の日より一時間も早起きじゃん!と思ったけど、夏はそう言えば休みの日のほうが早起きなことに気づいた。遊ぶんだから!ね。早起きも苦じゃない。・・・はず。
季節は夏に確実に向かっている。

朝の辰巳はやっぱり良かった。
大きな窓いっぱいに見える、青い空。運河。波紋一つ無い静かなダイビングプールの水面。
そしてそんなプールでゆったりと泳いで潜っていると、なぜか泣きそうになってしまう。う~、イカンイカン。でも周りが水だらけだからバレないかも。
そういえば先週、一回、地元のいつも自主錬してるプールに行ったら、色んな気持ちの揺れや体の感覚がよみがえってきて、ほとんど泳げずに帰ってきた。更衣室の匂いだけでもうダメだった。
もう少し休みなさい。と、神様(どこぞの神様か知らぬが)が言っているのかもしれぬ。

今日はそれでも、先週のような気持ち悪い感じはまったく無くて、抑えてた感情が少しずつ顔を出すような、緊張感が緩んでくるような感じだったから、少しずつ回復している気がする。

上がった後、プールそばの公園で皆でお花見。
確か最新の予想では、今日開花のはずだったのに、まだほとんど桜は咲いていなかった。
それでも、いいお天気の中、芝生の上に座っておしゃべりしているだけで暖かな幸せ感に満ちてくる。
今年も春の花の咲く時を迎えられて良かった。と毎年心の底から思う。(って老人か?・・・)

今日は一年に何回とない、「ダイビングプール→ヨガ」という黄金のリストラティブ2TOPが実現する日だったので、お昼時にお花見と言うのに、ビールも飲まず(ツラカッタ)、一足お先に失礼しヨガ道場に向かう。
向かう電車の中で、「ヨガ中にまた悲しくなっちゃったらどうしよー。突然泣き出したら先生方びっくりするだろうなー。」と思ってた。
そういえば先週は、いつにない激疲れで、ヨガすら出来なかった。

ゆっくりとシャバアサナ(屍のポーズ)を長めに、呼吸にいつもより集中する。横隔膜を意識して下げるように。
ここでも窓から見える、春の、濃い青い空。花の匂い。窓から入ってくる春の温かい南風。

“Automatic!だよなぁ。”と、最近ヨガするたびに思う。
システムとして、ヨガは本当に良く出来ている。
決められた一定の手順をきちんと踏んでいくと、ある時、ストンと入っていく一瞬がかならずある。
いくつかの小さな波をへて、終わる頃にはきちんと出来上がっている。
そしてそれを重ねることで回復していく。
ヨガが自分の人生にあったことに感謝しよう。

無事に泣く事もなく終了。終わったあとも、先生方がいつになく気にかけてくれる。さりげない一言が温かく、こころ嬉しい。もしかしてここ最近、張りつめたオーラを出しまくってたのかもしれないな。恥

そのまま帰宅したら、鉢植えのクローバーがしおれてた。ひゃ!昨日から水をあげていなかった。ワタスの幸せが。。。ごめんね。

そうこうしてたら寒い。頭が痛い。おかしい。
何と、発熱していた。解熱剤を飲み布団の中で震えてたら、いつの間にか寝てしまう。
途中で何かの匂いに気が付いて目が覚める。水をあげたクローバーの鉢植えの土と葉の匂いだった。今までは感じたことが無かったのに。強い匂い。
その匂いに包まれながらなぜか安心してまた眠る。
さっき起きたら熱が下がってた。不思議だ。春の満月のせい?そしてすこしすっきり。毒が出たかな。

明日も晴れるかな。
お天気だったら目黒川の桜の咲き具合を偵察しに行こう。

今しかない、この春を謳歌しよう。

写真は今日の辰巳の桜と空



今日の一冊

「エレンディラ」 ガルシア・マルケス 【文芸】

ガルシア・マルケスと言えば、今やバッグのブランドのことらしいのです。驚愕!
そのように言った女子に(30代前半)に、「作家のガルシア・マルケスって知ってる?」
と訊ねたら、知らなかった。
ブランド名に南米のノーベル賞作家の名前を使うことの是非はおいといて、
(私はぜったいにそのブランドのバッグは買わないと思うけど)
せめてその由来くらいは、商品のタグとかにつけて欲しい。

私の持ってる本は、サンリオ文庫(サンリオは一時期文庫を出してた)、83年刊の短編集。
短編の題名は正式には、「無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語」。

ガルシア・マルケスの本に出会ったとき(「百年の孤独」!)の驚きは
まずまったくの異文化や、魔術的シュールレアリスムに対する驚き。
そしてそれがただのラテン趣味に収束せず、文化や言語を越えた、普遍性を獲得した所がすごいと思った。
ただスコーンとそこにある物語として面白い。

エレンディラ (1983年) (サンリオ文庫)エレンディラ (1983年) (サンリオ文庫)
(1983/10)
不明

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再開発つづく
中目黒高架下

地元の中目黒駅を降りて自宅までの途中、東横線の高架ぞいにしばらく歩くのですが、昨年から始ったその高架下のお店や事務所、工場などの撤退が完了したようです。耐震工事のため。
もしかして2010年に出来る都営地下鉄の新線相互乗り入れとも関係あるかもしれません。
道の片側のお店がなくなるとこんなに街ってざびれちゃうんだねと思う。悲しいです。人通りも少なくなりました。
高架下の駅に近い方には飲食店が多く、ふつーに地元の人やサラリーマンが美味しく安く食べて飲んでみたいなお店がたくさんあったんです。
ご主人が有名なもつ鍋、電車が通ると話が聞こえない2階の座敷が良かったおすし屋、メニュー(ここの場合「お品書き」という)が半紙に毛筆で書いてある日本そば屋、定食が安い中華、年配のご夫婦がやってた古い食堂etc.
新しい場所で再オープンしたお店もあり、もう閉店したお店もあります。#あ、もつ鍋はありますよ。少し遠くなりましたが。また食べに来てくださいネ。
ここはソフィア・コッポラの映画ロストイントランスレーションで主役のスカーレット・ヨハンソン(今は略して「スカヨハ」と呼ぶらしい。いまやルイ・ヴィトンのアイコン!)とビル・マーレイが走って逃げた通りでもあります。

駅の逆サイド、そちらはこれよりも少し前に大規模再開発が始まりました。そこにあった八百屋さん、魚屋さん、ホッピー発祥のお店と言われた居酒屋、タイ人のコックさんがいたタイ料理やさん(美味しかった!)などすべてなくなりました。
通りの向かいにはそのような新しいビルがもすでにあるのに(これも小さな商店群を再開発してできた)さらにまた大きなビルが出来るんだそうです。

中目黒の魅力って、雑然とした、下町的なところなのに、どんどん変わって行ってしまいます。
再開発して新しく出来たビルが街として魅力的であったならまだ救われる気がするのですが。最初に出来たビルを見る限り、多分そうはならない気がします。
三軒茶屋、下北沢といった、山手線の駅からの距離が似たような位置にある街はいずれも大きく変化していっているようです。

そして目黒川沿い。元は小さな工場がたくさんあったところでした。
今はその多くの工場が撤退しおしゃれなお洋服やさん、飲食店が多くなりました。今でもちょっとそのゆるゆるな垢抜けなさが不思議な感じなんですけどね。

その目黒川沿いの桜がもうすぐ咲きます。
目黒川の桜は、東京一だと思います。(以前地元の友人に「日本一」と言ったら「東京一」くらいにしておいたら。と言われたので。あは。)
桜の木の下で宴会とか出来ないんですが、(道が狭いので。歩いて見る桜です)
川にかかるたくさんの橋をジグザグに渡りながら眺める、川面に覆いかぶさるように咲き重なる圧巻の桜をぜひ見にきてください。
明るいうちに桜を見て、近所のお店で夕ご飯またはお酒飲んで帰るコースがお勧めです。川沿いのお店はこの時期激混みですが、外れれば大丈夫です。

写真は高架沿いで。「桜祭り」ののぼりがもう立ってました。今年の桜祭りは4月6日。それまで桜の花があるかな?

今日の一冊

「愛情生活」 荒木陽子 【エッセイ】

著者は写真家、荒木経維氏の夫人。1990年に42歳で亡くなる。
この本では、経維氏との出会いから結婚生活までをつづっている。
アラーキーの写真には興味が無かった私ですが、
陽子夫人の作品のファンになってから、彼の写真が好きになりました。
彼の写真集についてもいつか書きます。

(以下本文からの引用)
「彼は抒情的な男なのだ。時々ふっと空っぽな瞳をする時がある。心の中に何を横たえているのかは知らぬが、そんな見知らぬ男のような時の彼は、大変に素敵だと思う。」

垣間見える、1970~80年代のライフスタイルもすてき。
シネヴィヴァン、志摩観光ホテル、ロマンスカー、京都、三軒茶屋東映・・・

愛情生活愛情生活
(1997/09)
荒木 陽子

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水中姿勢の謎~その2
昨晩、NHKでマイケル・フェルプス選手の特集をやってました。
アテネ五輪ではとっても可愛らしい男の子ってぇイメージでしたが、大人になってました。それでもまだ22歳!
以前、同じアテネ五輪の背泳ぎの金メダリスト、ピアソル選手のスィムクリニックを受けた事があるのですが(通ってたスィミングスクールに来てくれた)、まったくの格の違いに愕然とした記憶があります。っていうか、もう異星人なみに違います。当然ですが。泳ぎも、体格も。25mプールが小さく見えました。こんなんで何か参考になるのだろうか。と思いました。はい、でもとってもかっこ良かったのだけは憶えてます。

話は変わります。
自分は階段や坂道を登るのがキライです。以前、外見は同じ体格に見える友人女子と山登りをして、おいてかれるのはなぜだろうと思ってました。すぐに疲れちゃうんです。足が上がらなくなる。
水泳はやっているのだから心肺能力の差では無いはずです。何が、自分とその友人とは違うのだろう?と不思議に思っていました。

おいていかれるのは、スィムのビート板キックでも同じ。自分はと~ってもビート板のバタ足キックが遅いんです。さらにはと~っても疲れます。#その代わり、平のキックは割と早かった。かな。
その頃スィムを教わってたコーチからは「腿からうつように」と何回も言われてたのに出来ませんでした。って言うかその意味がわからなかった。
さらにはそのクラスで、2~3コースに分かれて同時にスタートした他のコースの人に、25mまで先行してても必ず、ターン&その後の蹴伸びで抜かれてました。そしてまたスィムで取り返し、ターンで抜かれるの繰り返し。ま、ターンも下手なんですが、蹴伸びの下手さは救い難かったと思います。あは。

さらには去年の夏に行ったスロベニアでの世界選手権のトレーニングデイの時。
日本から一緒に行った選手(とても優雅に泳ぐ男子選手)にフィンキックを見てもらったら、「足だけで打ってる気がする」と言われました。
その頃はようやっと何となく自分の問題点がおぼろげながら見えてきてて、でもどうしたら直せるかわからない状態でもあったんです。
色んな問題とか、謎とかをとりあえず自覚しながら棚上げ状態にしておこうと思いました。スィムやヨガは続けながら。

一方で、そのヨガ。
以前MIXIの方の日記にも書いたのですが、(ごめんなさい、今はもう読めません)
稽古を続けていたある時、とっても大きな大転換がありました。
それを一言で表現するとしたら、
「見えていることは結果にしか過ぎない」。みたいな感じかな。

初めてその大転換の入り口に立った気がしたのがハヌマーンのアサナ(前後開脚)を練習している時。
自分はとっても身体、特に股関節が硬いので、もしかして一生できないかもな。と思ってたアサナでした。
それまでただの股関節の柔軟性のポーズだと思ってたハヌマーンアサナが、身体の内部感覚を使うポーズだったんだ!と気が付いた時に初めて股関節が開く感じが出てきました。
その内部感覚とは、「骨盤を中心軸から左右に分けて、右側を丸める、左側を反らせる。」と言うものでした。
これには多分、中心軸の感覚もとても重要です。身体の中に見える線がひいてあるわけではないのですが。

では、ハヌマーンアサナで左右に分けてた骨盤の意識を左右一緒に「丸める」とどうなるでしょうか。
その感覚を使うのがナヴァアサナ=ボートのポーズです。
このアサナ、自分はずっとV字腹筋だと思ってたんですが、師匠に「腰は直角ではなくボートの底のように丸くなくてはなりません」とある日指摘され、その時に初めて身体の内部感覚を使ったポーズだと気づきました。
腹筋をもりっとさせて作るポーズじゃないんです。当然肩にも、背筋にもどこにも力は入りません。

それまで、目に見えることにとらわれてしまってて、逆に本質が見えてなかったということに気づかされたのでした。

身体の内部の感覚が使えるようになると、ありとあらゆる事が加速度的に変わっていきます。
まずスィムのビート板キックがとても楽に出来る様になりました。
意識して、左右のキックのたびに骨盤を丸める、反るを使うようにしてからです。#まだ常に意識していないとダメですが。
それまで腿だけで打ってたキックが胴体内部も少しずつですが使うことによって疲れにくくなりました。
いまでもストリームラインの感覚がわからなくなると、ビート板キックに戻ります。
そしてこれの感覚は階段や坂道を登る時にも使えるんです。おもすぃろい。

冒頭に書いた、昨晩の番組の中でフェルプス選手は、クロールのプルのキャッチの時にこの丸める感覚を使ってました。凄かった。それによって大きなパワーが出ますよね。

そしてストリームライン。#やっとここで本題にたどり着きました。
今まで、前回の水中姿勢の謎~1にも書いた通り、お尻が出やすく、抵抗が大きかったのですが、「骨盤を丸める」感覚を取り入れてみたんです。
言い方を変えると、前傾してる骨盤を立てる感覚。または、お尻を締めお腹を引き上げる感覚(私はこの感覚を使うと表面の筋肉がちがちになってしまい出来ませんでしたが)。フリーダイビングのコーチは「体幹をしめる」と言う表現を使います。
そうしたら水中を滑る感じが出てきたんです。まさしく「グライド」姿勢です。これは気持ちいいですよ。
さらに結果としてダイナミックの25mあたりの掻き数がかなり減りました。

付け加えると、前に、フリーダイビング友人にも少し話したのですが、普通、あごが上がると、胸が張り、お尻が出ます。たぶん一連の動作がセットになっていると思う。なのであごはひくことが大事な気がしてます。
あとは肩の柔軟性かな。
#あ、肩も、肩甲骨内部が動く感覚が出てくると、腕を長く使える気がします。疲れにくくなるし。肩も奥深いですね。これもいつか書こうと思います。

考えてみれば、「あごを上げ、胸を張り、お尻を後ろにつきだす」。これはその1でも書きましたが「気を付け」の姿勢なんですね。
今までずーっと正しいと思ってた「良い」姿勢=「気を付け」の姿勢がもしかしてまったく合理的でないの姿勢なのかも?とその時初めて思いました。

自分にとって、YOGAして泳いで、フリーダイビングすることは、身体の運用を再学習することでもあるのです。
もちろん、自分はまだまだ∞ピヨピヨなので、学習したばかりのその感覚が突然思い出せなくなったり、乱されちゃったりすることもあります。ダイナミックで潜水してても疲れてくるといまだにお尻が出てきますし。

でも、考えて、試して、時に失敗したり、落ち込んでも、学んで稽古し、変わりつづけて行く事は自分にとってとても大事でなにより愉しいのです。
それまでただ寝てただけの赤ちゃんが、寝返りをうち、首が据わり、ハイハイしはじめ、そして初めて物につかまり、立ち上がって歩き出す過程のように。
これこそ快楽だよなぁとお腹の底(まさしく!)から思います。


#今書いていることは、自分の経験にもとづく現在の実感です。なのでこれから変わることもあるかもしれませんし、お読みいただいてる方のご意見と違う所もあるかもしれません。それも含め、川の流れのように変わり続けていくと言うことで、今後も暖かく、(生暖かく?)見守ってくださると嬉しいです。


今日の一冊

「遠い音」 フランシス・イタニ 【文芸】

舞台は第一次世界大戦前後のカナダ。
病気で聴覚を失った少女が大人になり成長する姿を、繊細でみずみずしい感性で描く。
そしてその筆致で描写する戦争の息が止まるほどの凄絶さ。

人間の中の、他人に冒されることのない「静けさ」について書かれたのを読んだのは
ヘッセの「シッダールタ」以来でした。
長いですが、読みではあります。

*当初書こうと思ってた「ヨーガ・セラピー」に関しては後日、拡大版で書きますね。
長くなりそうなので。

遠い音 (新潮クレスト・ブックス)遠い音 (新潮クレスト・ブックス)
(2005/08/30)
フランシス・イタニ

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春味
20080315163144
20080315163430

今朝、窓を開けたら春の匂いがしました。自宅の入り口に咲いた沈丁花の匂いでした。
出かけていった近所の八百屋さんにも春の野菜がいっぱい。
新じゃが、新たまねぎ、春キャベツ、絹さや、えんどう豆に、せりでしょ、もうタケノコも出てました。
温州みかんはもうおしまい。イチゴは今が最後のおいしい時。今は伊予柑、これからはっさくや夏みかんがおいしくなる。
2、3日前に宮崎に初がつお水あげのニュースが。赤身好きとしてはたまりません。アサリにハマグリもね。
あとは桜海老だな。かき揚げが食べたくなってきた!

春です。
明日は泳ぎに行こう。


写真は近所の八百屋さんと、きのういただいたクローバー。陶の鉢に植え換えたよ。


今日の一冊

「朗読者」 ベルンハルト・シュリンク 【文芸】

この本を初めて読んだのは7年前の、出張帰りの新幹線の中。
読みながら号泣しておりました。はずかし。

第二次大戦後のドイツでの一つの恋愛物語から、時代は現代へ。
主人公の元恋人の女性が誰にも知られたくなかった「秘密」とは?
「人間の尊厳」ってなんだろう。
生きていく気力を失わせるほどの「絶望」って。

自分の中では初めて読んで以来、海外文学の中でいまだ第一位です。
新潮社クレストブックス。多分今は文庫化もされてます。

近々、映画化されるらしい。
「イングリッシュ・ペイシェント」とか、
「コールドマウンテン」とか好きな人にもお勧めです。
雰囲気が似てる。
でももう少し重い。ドイツ人だから。かな。

朗読者 (新潮クレスト・ブックス)朗読者 (新潮クレスト・ブックス)
(2000/04)
ベルンハルト シュリンク

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インドア記録会終了
08BBインドア記録会

おとといの日曜に今年初のフリーダイビングの記録会が東京でありました。
私は記録は残したものの、申告未達の結果で終わりました。

当日の朝、ヨガを済ませて自宅を出る頃にはとてもいい感じに出来上がってて、今までになくリラックスした気持ちで入水時間をむかえ、アップの状態も良かったのですが....。

まず、スタートに失敗。多分蹴る場所が浅かったと思う。自分は水底の深いところを泳ぐので身体が斜めになって失速しました。
今までの練習の時にもそう言うことはよくあったので、いつも25mのターンで気持ちを入れ替えるようにコーチに言われていたのですが、25mのターンでも感覚が取り戻せず、「このまま泳いでも気持ち悪いだけ。」と思い50m手前で上がってしまいました。

目標としてた記録にははるか及ばず、さらには泳いでる最中にいい状態に入る事も出来ず、いいとこなしの試合でした。
残念ですが、これが今の自分なんです。

終わったばかりの頃は意外と元気だったのに、家に帰っておとといの夜、昨日と少しメソメソしてしまいました。
今日は少し元気になってBLOGを書く気になってこれ書いてます。


しばらくアプネアは休養しようとおもいます。
試合が終わったばかりの時は「次の館山で頑張る!」なんて言ってましたが、今になって頭の中真っ白状態になってます。遅っ。

今は、その他のやりたかったことをやろう。楽しいことを。
アプネアやりたくなったらその時にまた練習を始めよう。


写真は大会終了後にみんなで。
主催者のビッグブルーのHPからお借りしてきました。
サポート、スタッフ、セキュリティの皆さん、ありがとうございました。


今日の一冊

「ボディ・ラーニング」 マイケル・ゲルブ

(書中より引用)

“そのひとの競争にたいする態度は顔と体に見られる。彼の反応が、注意を狭め、がんばって、勝つためにもがいて、現在に対する気づきを失うならば、くちびるを硬くし、ひたいにしわを寄せて、動きがけいれん的になる。
それに反して、注意を開いて、自分の邪魔をしないひとの顔は開けていて、すきがなく、楽そうで、体はととのい、流れと力の統一が見られる。
そんなひとはカール・ルイスのように勝つだろう。”

ボディ・ラーニング―わかりやすいアレクサンダー・テクニック入門ボディ・ラーニング―わかりやすいアレクサンダー・テクニック入門
(1999/12)
マイケル ゲルブ

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春雷
明後日が大会だというのに、いつものような緊張感がありません。
不思議だ。とっても不思議だ。

今日は仕事がお休みだったので、ゆっくり目に起きた朝から、なんか気持ちがふわふわしてました。
その状態のままヨガに行ったら、あっという間にスィッチが入り、幸せモード全開に。一足先に身も心も春状態突入って言う感じです。
「ふぅむ、コンなんでよいのだろーか?」。

今まで大会前はご飯も食べられず、夜も眠れず、、背中は硬くなりまくり、でも目はランラン。みたいなガッツだぜぃ競技モード(緊張しまくり状態ともいう)に入っていたのに、今回はまるでそれがありません。
#今のところ。明日になったらわからないけど。

何かね、アプネアのトレーニングしてても、今回はなんかいつも幸せ感があったんです。もちろん厳しいメニューとかあったりとかするんですが、それでも終わって次の日にはいつも「早くプールにまた入りたいな」って思ってました。

その「幸せ感」ってヨガやってるときの幸せ感ととても似てるんです。
アプネアの場合はそれを感じるのは一瞬なんですけど、終わってもその感覚がいつも身体の中にあって温かいんですね。
この感覚が自分の中にある限り、たぶんもう何があっても大丈夫だと思えるような。


今日、ヨガしながらふと思いました。
「あ、もういつアプネアをやめてもいいな。」


今日は春の雷がなりました。

明後日の記録会、選手の皆が、良いパフォーマンスでそれぞれの目標に到達できますように。


今日の一冊

「モノからモノが生まれる」 ブルーノ・ムナーリ

最近TVCMとか見てると、(特に車のNとか)デザインがスノッブの証のような扱われ方をしてて何か違うなと思っていました。
機能的であること、量産できること、人に優しいこと、リサイクルできること。
デザインとして優れているということはどんなことなのか?
時代によって変わって行く、あるいは変わらない、必要とされる物事の美的側面ってなに?
それから見えてくる物事の本質って??
添えられた、チャーミングなドローイングと多くの写真、平易な文章で「それ」を解き明かしていく。

モノからモノが生まれるモノからモノが生まれる
(2007/10/24)
ブルーノ・ムナーリ

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水中姿勢の謎~その1
先日、夜にNHKで過去のオリンピックメダリストの特集を放映していて、1976年のモントリオール五輪体操の金メダリスト ナディア・コマネチ選手が出ていました。
懐かしかったです。#生まれていなかったとはさすが口が裂けても言えない。うふ。
しっかり憶えています。はい。10点満点を連発したんでしたよね。
そしてそのTVを観ててびっくりしたのは「当時のコマネチのレオタードはハイレグじゃなかった!」ってぇことです。恐るべし、たけしのコントの刷り込み。
現在のコマネチさんにもインタビューしていました。美しかったです。

ここで話はがらっと変わります。
おとといは、フリーダイビングのプール記録会直前強化練習でした。
ダイナミック(プールでの平行潜水距離競技)の、フォーム練習、インターバル練習を中心に泳ぎこみました。#私はインターバルを前にリタイア。
ダイナミックで潜水してる時って、フィンあり、無しにかかわらずお尻が浮きやすい=出やすい=くの字の姿勢になりやすいですよね。
グライド姿勢=ストリームラインの時。ターンの時。
そのトレーニングの際にもプールサイドのコーチから指摘がありましたっけ。

ここで再び話が変わります。

今PCの前に座ってる方、ストレッチ気分で試してみてくださいな。
まず、両足を肩幅くらいに開き、手は自然に脇に下ろしてゆったりと立ちます。
続いて、息を吸いながら両腕を伸ばしたまま両わきから、頭上まで上げます。
頭上で手の組める方は組んでみてください。組めない方は万歳の格好で。
そのまま両手を見るように顔を上げます。

はい、その姿勢の時あなたのお尻はどうなっていますでしょうか。
たぶん多くの方がお尻を自動的に後に突き出すと思います。(=骨盤が前傾する)

この格好、先日の冒頭のNHKの番組のコマネチ選手のVTRをみてて気が付いたのですが、(やっとここで話がつながりました)
体操のフィニッシュの姿勢と一緒なんですね。

「あごを上げ、胸骨を持ち上げ胸を張り、お尻を後に突き出す。」

小学校の時いやというほど教わった「気をつけ」の姿勢も、腕は脇に下りていますが同じ系統の身体の使い方です。

そしてさらには、泳いでる時の蹴伸びや潜水の時の姿勢(グライド姿勢=ストリームライン)にもとっても似てます。
逆にいえば、「腕を上に持ち上げ、姿勢良く、遠くへ」の気持ちで水中でグライド姿勢をとると、多くの人が自動的にあごが上がり、お尻が出ます。
#たぶん、腕を上げる動作に連動してるんだと思います。でも多分元から問題なく出来てる人もいると思います。そーいうかたは読み飛ばして下さいな。

でも残念なことに、この姿勢は水中ではとても抵抗が大きく、効率の悪い姿勢なんですね。

「何か違う・・・」。



一人で練習してるとなかなか分かりませんが、それでも練習を続けているとある日他人やコーチに指摘されて、初めて自分の問題点に気付く時があります。
それが「気付き」の始まりです。
#あくまでも「始まり」ですが。

そして次は
「姿勢が間違っているのは分かった。じゃ、それを改善するにはどうしたらいい?」。

ここから「間違った身体づかいから合理的なつかい方への旅」が始まります。

#この項、とっても膨大に長くなりそうなので後日また続く。



今日の一冊

「身体から革命を起こす」 甲野善紀、田中聡

武術家の甲野氏による身体論の本。
武術にとどまらず、音楽演奏、介護術、精神医学・・・などその術理の活躍するフィールドはとてつもなく広い。
この本を読んでると、今の自分の身体運用って一時の姿にしかすぎないんだな。って思います。
学び続けること、変わり続けること、進化し続けることの楽しさ、そして常に謙虚であることの大切さを教えてくれる。

身体から革命を起こす (新潮文庫 こ 43-1)身体から革命を起こす (新潮文庫 こ 43-1)
(2007/08)
甲野 善紀、田中 聡 他

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メンテナンスデイ
3月になりましたね~
今日は午前中はあったかかったのに午後からまた北風になって寒くなってます。

今年初のフリーダイビングインドア種目公認記録会まであと1週間になりました。

今まで大会に出るときはすべて旅がセットでした。沖縄、館山、スロベニア、兵庫。
今回は都内での開催なので、直前のこの時期にしてはずいぶんと気が楽です。

今週はいつもの通り、月曜はヨガ、火曜にアプネアトレーニングでした。
火曜日、少しきつめの潜水練習の時に、めちゃくちゃ身体が疲れてるのに気付いてまったく出来ませんでした。
そしてなんか、ストリームラインを作る際の身体の内部の感覚が思い出せなくなってました。
無理やり作ろうと思えば作れるのですが、そうすると身体の表面の筋肉を固くすることになり、ガチガチになってしまいます。いいこと無いですね。
意外と繊細なんです。こーみえても。あは。

プールに入る直前までは、「あ、今日は元気な気がする」なんて思ってたのですよ。
そういえは、日曜に現役男子選手の水中ホッケーの練習会に出てたんでした。そら~疲れますわね。その時になって初めて思い出した。
次の日は、ヨガもプールも仕事も!オフってしまいました。がっくし。

昨日、火曜日以来にプールに行ってきました。アップして、ビート板でのバタ足キックでゆっくりと、身体内部の感覚を呼び起こすように何往復かした後、平の一掻き一蹴りでプールをさらに何往復かしてみたら、完全ではありませんがストリームラインの感覚が戻ってきて安心しました。バタ足キック、侮りがたしです。迷った時のバタ足キックです。
ただまだ本調子ではないので、インターバルも本数少なめにして上がって早めに休み、今日はまた完全オフのメンテナンスディです。

今日は朝から、水泳やってるときからずっとみてもらってるスポーツトレーナーの先生の所へ行ってきました。
この先生は自らもスィマー&ウィンドサーファーで、多分私と同年代くらい。
いつも施術はもちろんのこと、お話することで物凄く回復する気がするんです。行くとたくさんたくさんお話をします。
何かね、全面的に受け入れてくれてるというか、肯定してくれている感じなんですね。
そう言えば、フリーダイビングのコーチもそうなんです。いつも黙って見守ってくれてて絶対的に信頼してくれてるの。
人生で何人そんなふうに自分に接してくれる人にめぐり合えるだろう。自分は本当に幸せだと思います。
#なぜか家族とか、恋人とはそういう関係になれないのだな。なぜだろうなぜかしら?あ、仕事じゃないからかな。プロフェッショナルってすごいな。
自分も、そうなれる人になりたいなと思います。

終わる頃には搗き立ての柔らかいお餅みたいに、施術ベッドに接する体の面がべたっと広くなってました。
そしてそのままの雲の上を歩いてるみたいな心持でお昼過ぎに帰宅。
速やかなる水分摂取のためにビールを飲みながら昼食を済ませて、本を読んでたら爆睡状態に突入、先ほどまで寝てました。汗。

これから晩ご飯を作って、9時からTBSの伊藤君の番組「アースオデッセイ」を観ます!
そして明日は、本番のプールでの練習会。楽しく泳いで来ます!



今日の一冊

「ボディワーク入門」 小川隆之、斎藤瑞穂


アメリカ発のボディワークメソッド「ロルフィング」のテクニックを、身体の構造、重力との関係、深層筋に至るまで分かりやすく解説している。
この本に載っている、ペアやセルフで行う筋膜のリリーステクニックは自分にとても役に立っています。

ボディワーク入門―ロルフィングに親しむ103のテクニックボディワーク入門―ロルフィングに親しむ103のテクニック
(2005/07)
小川 隆之、斎藤 瑞穂 他

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