Body & Soul
ヨガ、素潜り、フリーダイビング、スィム、ボディワーク、そしてちょっぴりアートな毎日。
200804<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>200806
08館山インドア「行雲流水篇」
<前回よりつづく>

フリーダイビングの競技では、サーフェスプロトコール=SPといって、潜水し浮上後、意識が明瞭で身体がきちんとコントロールできていることを示すために、ある一定の動作を、15秒以内に順番どおりに行わなければなりません。
具体的には、「浮上後、顔面の装備をはずす(ゴーグル、マスク、ノーズクリップなど)。手でOKサインを出す。言葉で“I'm OK”という」を15秒以内に行い、その後、さらに30秒までの間、気道(口と鼻)を水面に保持しておくのがルールです。

その前半のSPが終わり、皆が注目している中、事件は起こりました。

#あ~、私って妙に照れくさがりと言うか、恥ずかしがりなところがあるんです。場がシーンとしてたり、真剣だと何だか「プ」とか、言いたくなったり、おちゃらけたりしたくなっちゃうんですよ。逆にぶっきらぼうになったり。緊張感に耐えられないんですね。。ほんと餓鬼っぽくていけないと思います。これでも最近ヨガの甲斐があってだいぶましになってきたんですが、いまだに極度に照れくさがると何をしでかすか分からない自分が怖い。。

”I'm OK”を言い終わった後、判定のカードが出るまでの間に、コースロープにつかまってじっとしていればいいものを、何を血迷ったかロープにぶらぶらしてたら鉄棒みたいに前周りしちゃったんです。ウッキー!お猿さん状態でした。
あれよあれよと言う間に顔面右半分が水に.....。
あ、と思って、あわてて顔を上げたら、ジャッジのKさんとばっちり目があっちゃって、「あぁ~あ....」って表情してて、私が「ダメ??おねがい。見逃して。はぁと」って首をかしげてぶりっ子(死語か!?)してるうちに、見ている人たちの中からくすくす笑いが出て、そのうち、失笑の渦に。
結局は当然ばっちりのレッドカード。失格でした。
そこだけ見た方は、多分、「いい記録が出て、温かい微笑みに包まれる選手とジャッジ団」を想像したことでしょう。

今回の教訓。
「競技前のミーティングで言われたことはちゃんと守りましょう。」
「SP後は判定が出るまで、静かにじっとしてましょう。」
「グレーゾーンを覆そうとしてじたばたするのはやめましょう。」

本当にいい勉強になりました。


最後はこのような結果でしたが、
3月のBB記録会直後に、ダークサイドにどーんと入ってしまい、もう戻れないかも。。。と、真剣に思った時期もあったので、こうやって元気にまた潜水できる事が何より自分には価値のあることに思えます。

本来、水に潜ったり、泳いだり(息を止めてでもそうでなくても)することは人間にとってとても自然で、心地いいことなはずです。
なのに、いつの間にかフリーダイビングをする事が自分にはとても不自然で窮屈なことになってました。

そんなわけでしばらく休息して、その間ヨガをし、考えをまったく変えようと思い、再び練習をはじめ、今回はその途上で大会に出て、失敗はしたけれど、なんとなく自分の目指す方向が間違ってない確信を持つことが出来て、とても大きな意味のある大会でした。

これからも「自分の中の自然」を見つける旅は続きます。

最後に、今回も色んな局面で助けてくれ、見守ってくれたKコーチ、一緒に練習してくれた友人達、サポートしてくれた方たちに心から感謝します。

ありがとう。

08tateyamaindoor

写真は、松元恵さん(総合優勝おめでとうございます!)より
スポンサーサイト



08館山インドア「疾風怒濤篇」
大会二日目

<ダイナミックウィズフィン>

前夜からの風雨が強くなって、朝から宿前の海も荒れています。
早朝に風のおとで眼が覚めました。

その割には気分よく会場入り。
気持ちは不思議なくらい落ち着いています。
落ち着きすぎて、眠すぎて、開会式をパスして控え室で爆睡してしまいました。
目覚めてすっきり。ヨガのショートバージョンを終え、K子ちゃんのゴッドハンドにすっかり出来上がらせてもらっていよいよ本番。

一種目目はダイナミックウィズフィン。フィンを付けて潜水する距離の競技です。
ダイナミック100mオーバーのフリーダイバーの中ではいまや珍しいとさえ言われるロングフィナーの私ですが、今回は圧倒的に練習不足でした。それがもろに記録に出ました。泳いでる最中、50mを超える頃にもう足の疲れがでてましたから。
結果はベストには届かず、さらには申告にも未達でしたが、練習で、そして本番でもたくさんの課題を見つけけることが出来、何かスゴく嬉しかったです。
今の自分にとって、次につながるという感覚は何よりも何よりも大切なことなのです。

<ダイナミックノーフィン>

最後の種目、昨年秋からずっとオタクのように(笑)練習してきた種目です。フィンなしのただの素潜りの距離競技。
ただ、最近、少し煮詰まってきて、エントリーするかどうか迷いましたが、出場することに。

こちらもリラックスした状態で、予定通りアップを終え、アップのスタティック用のウェットから勝負用DELFINOウェットに着替える時に一番目の事件が・・・・。
なんと勝負用ウェットを大きく破いてしまった。どっひゃー。
この時、すでにオフィシャルトップ=OT(自分のスタートしなければならない時間)5分前。
結局、ウェット無しで水着のみで泳ぐことになりました。
3分前(このあたり記憶曖昧です)を過ぎて入水。
そうしたら、なんと今度はノーズクリップが無い!。
ウェットを脱いだ時に、指にはめてたノーズクリップごと脱いでしまったみたい。
もう泣きそうになりながらプールの中からKコーチに、「ノーズクリップがなーい」と叫んだら、
ザワザワと何人かがプールサイドを走り回ってくれて、どこからか誰かのノーズクリップが出てきました。
私の嫌いなタイプな針金の。(鼻の高い人向きのやつ)
「これ嫌いなんです」と言った気がするが(本当にゴメンなさい)、カウントダウンは差し迫ってて、そのまま泳ぎ始めることになりました。
コーチの「大丈夫だからね、落ち着いてね、大丈夫だからね」と言う言葉がフェイドアウトしてって、ついにOT。

そんなドタバタがあった割には泳ぎ始めてみれば、意外と調子いい感じで練習してる時でもなかなかない、少ない掻き数で25Mに到着、ターンもうまく行き、グライドもいつに無く伸びました。
気持ちよかったなぁ。
でもなぜかそれで満足してベストの75m手前で上がりましたが。

サーフェスプロトコル=SPは万全。コーチも嬉しそう。


でもその後事件は起こったのでありました。

つづく

08館山インドア 「 有頂天篇」
昨日遅くに館山から戻りました。
まったく行く前には想像できなかったことですが、
いやー本当に濃ゆい濃ゆい二日間でございました。
今までの大会で一番というくらい。
あ、スロベニアも違った意味で濃ゆかったので、同じくらいかな。
記憶が薄れる前に、時系列に書いていこうと思います。
長いです。

<1日目:スタティック>
#スタティックとはただじっと、水中で息ごらえをし、その時間を競います。

今までホント、この競技嫌いだったんですね。
何で水の中でじっとしてなきゃいけないのか?水は飲むか、泳ぐものです。そしていつも頭の中は雑念だらけ。。
でもダイナミック(潜水距離競技)で記録を伸ばすには、スタティック能力を上げないことには
にんともかんともならないので、ずっと地味目に練習してたんですね。
それなのに、あまりにも記録が伸びないのでほとほと嫌になってました。

そうこうしてたある日、ヨガの師匠から、道場で呼吸についてひとつのある指摘を受けたんです。
それが「もしかして息ごらえに関係してるかも」と思い、
スタティック前の呼吸法を変えてみたんです。
そうしたら、今までとても早く来てた「コントラクション」(体内の二酸化炭素が増えると、自発的に呼吸を促す為に起こる横隔膜の痙攣の事です)が遅れるようになって、
さらには、息止め中に「しん」とした心持になることが何回かあって、(ヨガ中の瞑想状態に似ています)
「おっ!スタティックっておもしろいかも」と初めて思ったんです。

そうしたら、「泳ぎたいな~」「ヨガしたいな~」「ビール飲みたいな~」と並ぶ、身体的快楽のひとつとして
「息止めたいな~」っていう、内部感覚が出てきて、(驚愕!)
面白くなりはじめ、家でインターバル練習とかをちょこちょことやるようになりました。
そしてそれなら、今まで拒絶してきたスタティック競技にも出てみようと思ったんでした。

今回の大会では、競技順が最後!(去年は最初!)だったお陰で、お昼寝したあと、ヨガをフルに、
さらにはウォームアップ前にBBスタッフのK子ちゃんのゴッドハンドに癒してもらい、
思いっきりリラックスしたムードでの入水ができました。もしかして寝ちゃうかもと心配するほどの。

ウォームアップ中も、ヨギーニナオちゃんの「今日はいい水よ」との言葉どおり、
水の感覚がすごく自然で、何の詰まりも滞りもなくて、すてきに水にフィットしてる感じがありました。

で、本番。最後のほうに少し苦しかった所はあったものの、
競技中はずっと幸せな気持ちで息止めてました。
うぅむ、こんな日が来るとはね~(遠い目。。。)続けてると、思いもよらぬ展開がありますね。

記録としても目標としてた夢の4分台に載ることができ、本当に嬉しかったです。

そして、例年のフリーダイバーに占拠されたデニーズで夕食後、
宿にチェックインしたら、なんと大阪のフリーダイビングチーム無限の方々と同宿で、
MegさんKりんと一緒に皆で温泉へ。
温泉から上がって、もう一人自己新更新したKりんと一緒に、皆さまにソフトクリームをご馳走させていただきました。
#BBチームは自己新出すと皆にアイスクリームをご馳走するという、イタリアのウンベルト様直伝の慣習があります。
それで皆に幸せを分けるんです。

1日目はこのようにして幸せに暮れてゆきました。


つづく。
一日目終了!
20080524182826
スタティックが終わりました。
レッドなしの皆美しいパフォーマンスでした。
私は自己ベスト更新できました。やった〓
明日はダイナミック(潜水距離競技)です!
明日は館山!
少し間があいてしまいました。
早いもので、もう五月最後の週末ですね。

明日、あさってと、フリーダイビングインドアカップイン館山2008です。
私も去年に引き続きエントリーします。

去年は、この大会の成績で日本代表に選んでいただきました。
あれから一年。
色んなことがありました。

今までは、大会があれば出るのがデフォルト!となぜか思って参加してきましたが、
前回3月のビッグブルーインドア記録会が終わった時に、
1回すべてを白紙に戻して、本当に潜水したくなったら、大会に出たくなったらその時に出ようと、決めました。

白紙の日々は本当に楽しかったです。
自由な毎日。
仕事がとてもはかどりました。本をたくさん読みました。ブログを書きました。
会社帰りにちゃんと買い物をして、早く帰宅して家でご飯を作っておいしく食べました。
ヨガの稽古がすすみました。スィムを大事に大事にしました。水に感謝するみたいな気持ちで。

でも、しばらくすると、お腹のあたりがなんとなくスースーしてきて、
息を止めたくなり、潜水がしたくなって、
そして潜水してみたら、とっても気持ちよくて、結局練習をはじめました。
びっくりしました。多分そんなふうになるとは思わなかったので。なぜか。
で、この大会に出ようと思いました。

やっぱりフリーダイビングは楽しいなぁ。


練習の量も、質も今までとまったく違いますが、
今の自分をそのまま標してこようと思います。
今回は苦手なスタティックにも久しぶりにエントリーします。

大会に出る皆がいいパフォーマンスで、ご自身にとっての良い成績を残せますように。
私もねー☆
「男の子」と「女の子」
Boy meets Girlのお話でありませんが。。。

先日、村上春樹の「やがて哀しき外国語」を紹介したついでに久しぶりに、全体を読み返して見ました。
その中「運動靴を履いて床屋にいこう」の章に、
「<男の子>のイメージとは具体的にどういうものであるか」についてこう書いてありました。

以下引用

箇条書きにすると、
(1)運動靴を履いて
(2)月に一度(美容室ではなく)床屋に行って
(3)いちいち言い訳をしない
これが僕にとっての<男の子>のイメージである。簡単でしょう。これら三つの条件を満たす人がいれば、年齢に関係なく少なくとも僕にとってはこの人は<男の子>なのである。

引用終わり

じゃあ、「女の子」ってどんなんでしょう?
「そうだ、村上さんに聞いてみよう」という、インターネットの彼のHPで繰り広げられた282の質疑応答を本にしたものの中に、「女の子であり続けることの条件は?」をいうクエスチョンがありました。
それに対する彼の答。

以下引用

おじさんにならないためのコツと、おばさんにならないためのコツはけっこう似ています。
これはあくまでも僕の個人的意見ですが、
静かにあるく。音を立てずに食事する。姿勢を良くする。大きな声で話をしない。新しい情報の受け売りをしない。装身具にあまりお金をかけない。下着だけはバーゲンで買わない(僕も買わないよ)。テレビを見すぎないで、そのかわり本を読むようにする。なるべく愚痴を言わない。丁寧に歯を磨く。ジャンクフードは食べない。
「男の子とは何か」「女の子」とは何か」という定義はけっこう難しいのですが、これだけやれば、「おばさん化」「おじさん化」はかなりふせげるのではないかと思います。

引用終わり

うぅむ、女の子カテゴリー、かな~りハードル高いですね。。。
自分はジャンクフードは食べるな。あとはもしかして大丈夫かも。たぶん。でも、もしかして。。
余談ですが、世の中の男子に言っておきます。女子はいくつになっても、たとえ70歳になっても好きな男の人に女の子扱いされると喜びます。たぶん。だから頑張ってくださいね。

一方の男の子カテゴリー。
今の都会の男の子でまあまあファッションに興味ある人で床屋に行ってる人ってどれくらいいるかしら?坊主頭の子くらいな気がする。
って言っても、自分は美容院で隣に男性が座ってるととても落ち着かないので、なるべくなら離れたところにいてほしいなとは思います。
でも、おしゃれでいてはほしいのです。でもなるべく床屋さんに行っててほしいから坊主頭に一票。く、苦しい。
私の友人で自宅で自分で剃る。または、バリカンで刈ってる男子もいます。これは相当OK。
言い訳するのは、女子でも男子でもステキじゃないですね。これはいくつになっても同じ。

異性だから言えることなんでしょうが、意外と「いくつになっても男の子=少年っぽさを忘れないオレ」的な男子ってけっこう鼻につく時もある。

ここでハタと気が付いた!
自分は昔から「おじさん」の味方だった。
西田敏行とか、小林薫とか、大好きだしな。

最近ようやっと年齢的にバランスがとれてきて嬉しい♪


今日の一冊

「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? (Asahi original (66号))「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? (Asahi original (66号))
(2000/08)
村上 春樹

商品詳細を見る


【人生相談?】

まだ今ほど、ネットが行き渡ってなかった頃、作家がサイトを運営してたのってけっこう凄くないですか。それにその頃からマッキントッシュを使ってたそうです。
たまたま、「男の子の定義」つながりでこの本を思い出し、本棚から引っ張り出しましたが、私にとってのこの本はあの衝撃の「全裸家事主婦」です。
・・・と思って目次を探してもみつからなくて、あのお話は何に載っていたのだろう?
・・・と思って検索してみたら村上朝日堂はいかにして鍛えられたかでした。
人の記憶ってあてにならないですね~。ここで読めます。
「勝負水着」その後
北京五輪の競泳水着問題ですが、新たな展開が。

ついに噂の山本化学工業が出て来ましたね~。
上のyahooの記事では、「従業員わずか73人の大阪の町工場が世界に挑む」とあるけれど、ダイビング界では以前から「世界のYAMAMOTO」ですから。
私のプール用ウェットも「YAMAMOTO」の3mmスキン両面SCSですから。エッヘン。おっほん。

余談ですが、水道橋博士(浅草キッドのひとり)が、以前、山本化学の「バイオラバー」という健康器具?装身具??みたいなものが、肩こり、腰痛にとても効くと言ってたことがありました。自分はもともと健康器具とか食品には興味がないのですが、「世界のYAMAMOTOのだからな~。効くのかもな~試してみようかな~」と思ってしまったのは本当です。
お高くて結局手が届かなかったのですが、職場の先輩は(♀)購入して使ってます。三角のヤツ。「いいような気がする」とのことでした。うぅむ。

フリーダイビングのダイナミック種目(潜水する距離の競技)の場合、自分的には、水着は「アリーナのエールブルー」(柴田亜衣モデル!)+DELFINO作のYAMAMOTO3mm両面スキンウェットが最強ではないかと勝手に思っております。
#自分のスタティック能力、泳力はこちらにおいといてー。
気持ち良ぉ~く水中をグライドします。どこまでも滑ります。滑空します。飛びます。(←これは嘘です)

先月、勝負水着どーするという日記を書いたとき、カテゴリを「スイム」にするか迷って、結局「フリーダイビング」にしたんです。
やっとここで話がつながりました。良かった~。爆!

一方のオリンピック競泳の水着問題が決着するのはまだ先みたいですが、選手たちがなるべく不安要素の少ない中で試合に集中でき、いい記録を残せる方向に行くといいですね。

YAMAMOTOの素材が使われるとなると、さらにさらにー、面白くなりそうです。


今日の一冊

仙骨姿勢講座―仙骨のコツは全てに通ず仙骨姿勢講座―仙骨のコツは全てに通ず
(2006/12)
高松 和夫、吉田 始史 他

商品詳細を見る

【身体論】

尾てい骨の少し上に、対の縦に並んだくぼみのある骨、それが仙骨。骨盤の開閉、前後の傾きにも大きなかかわりを持つ骨。
この本では、この「仙骨」を「締める」ことで、体幹を立て、普段の歩行から、ラン、水泳、乗馬、スキー、武道にいたるまで、どのようにパフォーマンスが向上するかを詳細に分析している。
特に、「仙骨」の「締め」による呼吸の深さの変化についてのくだりは興味深い。
そして、最後には「仙骨」の意識を高めるトレーニングにまで言及。
(「骨盤歩き」=お尻歩きのことも出てました)
ダイエットコークとメントス
日経MJという流通系の専門紙があるのですが、今日はこのサイトについての記事が一面に載ってました。
DietCoke&Mentos

ダイエットコーク(「ダイエット」がマストであるかどうかは不明。普通のコーラじゃだめなのか?ペプシは??誰か試して見てください~)にメントスを入れるとこのように激しく大噴出することを利用した、アメリカの素人作のムービーでネット上で人気が大爆発したそう。

職場でこのムービーを見た時、音声がなかったので、何となく映画の「耳に残るは君の歌声」の花火のシーン(じょにー・でっぷさま!)ぽくて「ロマンチックだなぁ」なんて思ってたのですが、家に帰って音楽付きで見たら全然イメージが違ってました。

それにしても終わったあと、ベトベトでしょうなぁ。

以下日経MJ記事の一部要約
この素人ムービーをみたアメリカのコカ・コーラ社は驚愕、当初はこの作者に抗議。
過去にアンディ・ウォーホールのコカ・コーラのイメージを使ったアート作品はコカコーラ社の抗議で公開停止になったが、同じシリーズの「キャンベルスープ缶」は米国人の心に残るイメージとして定着した。#私も知ってます~
この時のマーケティングの大失敗(コカコーラ社にとっての)を受け、結果的に今回はビデオ撮影に必要な物資をすべて提供するなど、全面的に支援した。
要約終わり。

この記事ではメントスのことは触れられていないのだけど、メントスのメーカーはどうしたんでしょうね。

それにしてもこのパフォーマンス、森の中のシチュエーションといい二人の服装といい、不思議感をかもし出してて、いい感じです。
Talk Master!
20080506210934

連休中は当初の予報ではずっといいはずだったのに、なかなかお天気に恵まれませんでしたね。
今日になって素晴らしいお天気になりました。五月晴れ!!連休はいかがお過ごしでしたか?

私は今朝起きて窓を開け放って、気持ちの良い風の中ヨガをし、息止めトレーニングのタイムテーブルを一通りこなしたあと家の大掃除でした。

まず、家中のカーテンを全部外し順番に洗濯機へ。そして昨日家から持ち帰ってきた画集を今の本棚のスペースに収めるべく整理し、古い本を処分。さらに化粧台も整理。植物を植え替えてベランダ、玄関に水を流して、ブラシでこすってすっきりピカピカ。
今、私の部屋にはボールド(洗剤ね)で洗ったそのカーテンがかかってるのですが、どうも男の人の気配を感じちゃう、CMのせいですね。ボールドの匂いのシャツを着てる男の人、好感度大ハァトだと思う。あは。
本当はお風呂まで掃除する予定だったのだけど、到達できなくて無念でございました。でも入梅前にはやろう。

そして、そんなお掃除な一日が終わって、自分にご褒美を上げたくなり(誰もほめてくれないもんね)、電車に乗って「Talk Master」を買ってきました。
これは、知る人ぞ知る、私はまったく知らなかったラジオ講座学習に特化した、レコーダー&プレイヤーなのです。

実は思うところがありまして、英会話をマスターしようと決心しました。きゃ====333
そして英語を仕事で使ってる妹に、「多分これなら続くと思うよ」と薦められ購入したんです。
このトークマスター、電気屋さんじゃなく、本屋さんに売ってます。教材なんですね。
私はまったくスクール向きじゃない気がするんで、こういうのがいいと思う。
やる気を起こさせる&途中で挫折しちゃうことも?&価格♪のバランスがちょうど良い気がする。

2~3年後くらいには日常会話位は出来てるようになりたいなぁ。なんて、勝手に妄想しています。

皆さま、どうか、応援ヨロシクゥ!!

写真は本文とはまったく関係なく。
おとといは母のウン十ウン才のお誕生日で実家に皆が集まりました。
私も五月に生まれたかった。。。
毎年私がケーキ担当です。


今日の一冊(5/11追記しました)

やがて哀しき外国語やがて哀しき外国語
(1994/02)
村上 春樹

商品詳細を見る


【エッセイ】
筆者が1990年代にアメリカのプリンストンの大学で教えるために滞在した日々をつづったエッセイ。
その中に外国人に外国語で自分の気持ちを性格に伝えるコツについて以下のくだりがありました。(引用します)

(1)自分が何を言いたいのかと言うことをまず自分がはっきりと把握すること。そしてそのポイントを、なるべく早い機会にまず短い言葉で明確にすること。
(2)自分がきちんと理解しているシンプルな言葉で語ること。難しい言葉、カッコいい言葉、思わせぶりな言葉は不要である。
(3)大事な部分はできるだけパラフレーズする(言い換える)こと。ゆっくりとしゃべること、できれば簡単な比喩を入れる。
(引用終わり)

何か、これって外国語をしゃべるだけじゃなく、日本語、ひいてはコミュニケーション全般にもいえることですね。気をつけよう。
ヨガ指導者って....。
08kamakura


風薫る五月です。それに合わせて壁紙も変えてみました。シズル感!
そうだ、鰹を食べなくてわ!あと、そら豆も!!

最近、「ヨガの指導者」について考えさせられる事がありました。
自分はヨガ歴3年ちょいほどですが、年齢はいっているので、職業方面の相談を受ける事があります。
先日は、「自分はヨガ始めたばかりなのだけど、インストラクターになりたい。ティ-チャーズトレーニング(以後TT)ってどう思う?」と言う内容の、年下の仕事関係の知り合い(フリーランス)からの相談。
うむ、難しいですね。なぜ、人が割とあこがれる今の仕事をしてる彼女が、ヨガのインストラクターを仕事としてやりたいと思ったのか聞いてみました。

私はTTを受けた事がありませんしインストラクターを目指したこともないのですが、少し興味があったのでTTについて調べてみました。
彼女が受けようと思ってたのはここ
私のつたない知識から言うと、全米ヨガアライアンスって、それまでの宗教色の強い少し怪しげなイメージのあったヨガ指導者養成を、宗教色を極力取り去って、より体系的でシステマチックなインストラクター育成メソッドを作って、ヨガ教師を認定する仕組みづくりをしたんですよね。
その試み自体は悪くないと思います。アメリカ生まれのパワーヨガ、ハリウッドヨガなど宗教色を取り去ることでより多くの人が、ヨガの恩恵を受ける事が出来たとおもいますし、何よりもインストラクターを目指す人に道を拓いた意義は大きかったと思います。結果それによって街に多くのヨガスタジオが出来、多くの人がヨガを気軽に体験できるようになりました。
でもね、やっぱりヨガの指導者って、運転免許とか、ダイビングインストラクターとかMBAとかとまったく違うと思うんだよなあ。
そもそもヨガを教えるのに「何か」に(自分の師匠は別)「認定」される必要があるのか?!とさえ思ってしまう。ま、気持ちはわからないでもありません。人は安心とか権威とかを求めるものだから。

話は彼女に戻ります。
「なぜヨガインストラクターになりたいの?」
「好きなヨガを仕事にしたいから。」

うぅむむむむ・・・・
果たしてヨガのインストラクターって職業として「目指す」ものなのでしょうか?
後先が逆な気がしてならないのです。
例えば私が生徒で、ヨガの先生を選ぶのだったら、きっと「TT修了」の先生は選ばない気がします。

資本主義の世の中です。何でもお金で買えます。ヨガインストラクターの資格さえもね。トレーニングを修了しさえすれば。
でもそれってやっぱりとても大事な事をすっ飛ばしているような気がしてならねぇのです。
生徒である自分は、インストラクターである前にプラクティショナー(修行する人)であるヨギに学びたいと思う。その人のプラクティスする姿勢から生徒は多くのものを学ぶのだと思う。見ていればそのインストラクターがどのように日ごろヨガに取り組んでいるかは何となくわかります。インストラクターも生徒から常に見られているのです。
*この場合、インストラクターがアサナを「上手に」するかしないかは関係ありません。アサナをしない、とても尊敬できるヨガの指導者もいます。

それでも、ヨガのすごいところは、そんなきっかけでヨガの教師を始めた人でも、続けていくうちに(以前も書きましたが)遅かれ早かれヨガの深い部分に触れていくと言うことです。
あることに気づき、その時に何を考え、どう自分の道を選びなおすか。そしてそこから何を学んでいくか。それが大事な気がします。

そう考えると、「ヨガインストラクター」という「職業」も、長いヨガ人生では決して無駄ではない有意義な出来事なのかもしれません。無駄なことなんて何一つないのだから。

相談してくれた彼女のヨガ人生に大きな幸と喜びがあることを祈ってやみません。


写真は、こないだの鎌倉。森林浴~
ヨガ今日この頃
08kamakura

春が深まって段々と南よりの湿った風が吹くようになって、身体が柔らかく、呼吸もふか~くなって来ました。やっとこの季節がやってきた!うれすぃ!!今日も最高のヨガ日和でした。
ヨガって、やっぱりインドのモノだから、暑ければ暑いほどするにはいい気がします。
早く気温30度の風通しの良い日陰で中でヨガしたい。

そんな花も散った(今はつつじが満開だけど、許そう)新緑の今日この頃ですけど、絶食の甲斐もあったみたいでとっても調子よくヨガをしております。
以前、「お肉食べると身体が硬くなるよ~」ってセンセイに言われてたのだけど、先日しばらく食べるのをやめてみてその時初めて身体が柔らかくなったのを実感してびっくり。本当だったんだね。
あ、でもまたここんとこ少しずつお肉も食べてます。食べられるようになりました。

最近は「無理せず、繊細に、短時間に集中して」をモットーにプラクティスしております。
道場に着いて、その日の体調や気分でざっとプログラムを立てる。そして始めたら途中で他のアサナを入れてみたり、はしょってみたり。体調が今一な時は、呼吸法を多く入れたり。運動不足の時はスタンディング系を多くしてみたり。。。

今は、原点に立ち返って基本中の基本アサナを中心に練習しています。簡単と思ってたベーシックなアサナがやればやるほど新しい発見があり、そしてそれによって自分の中により深く入っていく。
ずっと同じことを繰り返しているんだけど、でも毎日発見があって、日々新しい!ってステキだよなぁ。

そして現在のマイブーム
「中心軸」
「ゆるぎない三角形」
「肩甲骨」
「仙骨」

やればやるほど、まわり舞台が回るみたいに(ドリフの舞台みたいに、またはゲームでステージが上がって新しい武器を持たされて突然違う世界に放り込まれた時みたいに)次々と新しい予想もつかなかった場面が展開していく・・・。だから目標を持つことの意味がなくなったし、出来なくなりました。

今年の夏はどんな夏になるのだろう。楽しみです。


写真は、本文とまったく関係のない、おとといの鎌倉釈迦堂切通し。新緑が美しかった


今日の一冊(後で追記します)

FLOW―韓氏意拳の哲学FLOW―韓氏意拳の哲学
(2006/10)
光岡 英稔、尹 雄大 他

商品詳細を見る

【武術】

韓氏意拳とは中国武術の一つ。
武術系は一切やらない私ですが、老荘思想にもとづいた武術について書かれたこの本は、
身体と心の修練を続けている人にはとても役に立つと思います。
本質的な事柄って国境や、言語や、文化を越えてもやはり普遍的であるのだよなぁ。

「感覚がいちばん自分を騙す」。
「今、ここ」でを生きること。

深いです。
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.